松本産業株式会社

「陸に」「海に」「空に」 未来につなぐ もの造り

お知らせ

陸に

各種水力発電プラント用のケーシング・ライナー・ガイドベーン・カバー・主軸・その他多種の大型関連部品の製作・組立をさせて頂いております。溶接部は非破壊検査(RT,MT,UT,PT等)を行うため、資格保有者が作業を行います。弊社製作品は、多くの水力発電所でお使い頂いております。

近年は、小河川や農業用水などの少量の水流を利用して発電するマイクロ水車や、小型風力発電機(マイクロ風車)の製作も行っております。弊社は、再生可能な自然エネルギーを活用する設備・部品を製作させて頂く事により、Co2の削減にも協力させて頂いているエコカンパニー(環境取組事業所)です。


  • 現地据付状態
    現地据付状態
  • 工場出荷時
    工場出荷時
  • 現地据付状態
    現地据付状態
  • マイクロ水車 タイプL
    マイクロ水車
    タイプL
  • マイクロ水車 現地据付状態
    マイクロ水車
    現地据付状態
  • マイクロ風車 現地据付状態
    マイクロ風車
    現地据付状態

陸に

また製鉄・製鋼メーカー及び大手メーカーの生産ラインにおける諸材料のハンドリングツール(通称トング)も、現在まで約4000台の製作実績があり、それら全てが無事故で稼動しております。
これらは、生産ラインの無人化に対応する電動式又は油圧式の全自動ツールです。


  • チョック回転装置付WRリフター
    チョック回転装置
    付WRリフター
  • 40tコイル竪吊りトング
    40tコイル
    竪吊りトング
  • 5t竪コイル吊リフター
    5t竪コイル吊リフター
  • フォーク旋回式自動吊具
    フォーク旋回式自動吊具
  • 16tコイル吊電動リフター
    16tコイル吊電動リフター

海に

港湾埋立て事業、地盤改良事業における各種設備及び部品の設計・製作を行っております。
下の写真は海底用地盤改良処理機です。
全長40.2メートル 総重量85トンにもなるこの製品は、当社にて設計・製作を担当させて頂きました。
この処理機は海底の軟弱地盤を強化するために先端のカッター部を回転させて海底を掘り進めた後、カッターを引き上げながら、凝固用のセメントを先端から吐出する装置です。
この処理機により、埠頭や堤防を建設する際の強固な海底地盤を連続して作り上げる事が可能です。


  • 海底用地盤改良処理機
    海底用地盤改良処理機
  • 攪拌軸翼セメント吐出中
    攪拌軸翼セメント吐出中
  • 先端軸受部
    先端軸受部

海に

港湾埋め立て用各種船舶(浚渫船)及びその部品も長年に渡り製作しております。主な製品として、カッターヘッド、ラダー、シャフト、ワイヤリング関係部品、ポンプ周り各種部品、インペラ関係部品が挙げられます。


  • ラダー及びカッター装置
    ラダー及びカッター装置
  • カッターヘッド
    カッターヘッド

空に

各種ハンドリング吊具
各種ハンドリング吊具

宇宙航空研究開発機構殿・株式会社IHIエアロスペース殿に協力して、各種衛星打ち上げロケット用部品・治具・地上支援設備などの設計・製作を行っております。
H-2Aロケットのサブ・ブースタ(SRB-A)の開発・製作に関わる推進薬注型治具・ノズル組付治具・各種ハンドリング治具・置き台等、数多くの部品や治具の設計・製作を担当させて頂いております。
種子島宇宙センターでは、多くの弊社製作品をお使い頂いております。


  • モータ置き台・受け台
    モータ置き台・受け台
  • SRB-A
    SRB-A

空に

イプシロンロケット
イプシロンロケット

H-2ロケットの実験機として開発されたTR-1及びTR-1Aロケットや全段固体燃料ロケットとして史上最大であったM-Vロケットに加えて、2013年9月に打ち上げられたイプシロンロケットにも、弊社製造の各種部品・製造治具や地上支援設備が多く使われております。
私共は、衛星用ロケットの打ち上げという国家事業の一端を担わせて頂く事に喜びと責任を感じつつ、これからも日々の研鑚を積み重ねて参ります。


  • TR-1A
    TR-1A
  • M-V
    M-V
  • M-V組立用吊具
    M-V組立用吊具

企業情報

称号
松本産業株式会社
創立
昭和8年5月
資本金
1600万円
代表
代表取締役社長 松本 洋之介
所在地
〒132-0021
東京都 江戸川区 中央 1-10-15
アクセスマップ
電話
03-3652-6001(代表)
FAX
03-3655-3120
松本産業株式会社 外観
松本産業株式会社 ISO9001 ISO14001 CERTIFIED

代表挨拶

松本産業株式会社 代表取締役社長

弊社は昭和8年の創業以来、独自の技術と設備を活かして、陸に・海に・空にと、社会のお役に立つ様々な製品を造り続けてきております。
「こんなモノが欲しい」というお客様のイメージやアイディアを基に設計を行い、製品として造り上げることを得意としております。
従いまして、設計→製作→組立→完成→検査→納入→据付まで、全てを安心してお任せ頂けます。
あらゆるニーズに応えるために、日々の技術的研鑽を積み重ねつつ、これからも、お客様の役に立つ企業として、良い品と良いサービスを提供して参ります。

松本産業株式会社
代表取締役社長 松本 洋之介

沿革

1933年5月
旧東京市城東区南砂町において、創立者松本藤次郎が松本製作所を起こし、
諸機械加工および製缶加工、治具組立作業を主体として営業を開始
1937年8月
旧府下立川飛行機株式会社殿および中島飛行機株式会社殿の飛行機翼組立
治具および翼製作・組立の専門工場として従事
1942年8月
現住所に移り1945年8月まで操業
1948年5月
松本産業株式会社として法人組織に改め、一般工作機械加工・製缶品の生産を行う
1950年2月
富士精密工業株式会社殿(現日産自動車株式会社殿)の自動車用プレス型
および一部組立治具の下請製作を開始
1952年9月
浚渫船用諸機械・諸部品の設計・製作を開始
1957年4月
製鉄・製鋼会社内諸材料のハンドリングツール(トング)の生産を開始
1965年5月
宇宙航空関係ロケット用諸部品の加工・組立用治具の製作を開始
1977年2月
各種発電プラント関係の部品製作を開始
1985年5月
軟弱地盤改良用各種設備の部品製作を開始
1989年4月
横浜海洋博覧会 海のパビリオン設計・製作
1989年6月
H-Ⅱブースターロケット開発用推進薬注型治具、ノズル成形治具等の大型治具の設計・製作を開始
1996年9月
海底地盤改良用大型処理機の設計・製作開始
1998年4月
新型H-ⅡAブースターロケット用推進薬注型治具 各種組立治具、移動回転台車等の設計・製作
2005年4月
各種風力発電機の部品製作を開始
2006年5月
マイクロ水車(発電機)の製作・組立を開始
2008年5月
次期型ロケット開発用各種治具・部品等の製作を開始
2012年5月
イプシロンロケットの開発に向けた各種治具・部品類の製作

設備紹介

Vターニング
振幅4m: 1台、他: 5台
旋盤
12m: 1台、他: 7台
プレーナー
6m: 1台、他: 1台
縦型中ぐり盤
180mm: 1台、他: 1台
横ボール
130mm: 1台
ラジアルボール盤
2.5m: 5台、他: 4台
他各種加工機械
10台
各種溶接機
15台
油圧プレス
800t: 1台、他: 2台
大型ロール機
1台

アクセス

JR 新小岩より
南口より都営バス葛西行き・西葛西行き(乗車時間約6分)
江戸川区役所前下車後、徒歩2分


都営新宿線 船堀より
都営バス新小岩行き(乗車時間約15分)
江戸川区役所前下車後、徒歩3分


各高速ランプより
首都高7号線小松川ランプより約1キロメートル
首都高中央環状線(外回り)平井大橋ランプより約3キロメートル
首都高中央環状線(内回り)船堀橋ランプより約4キロメートル

環境への取り組み

エコカンパニーえどがわ 環境取組事業所証
エコカンパニーえどがわ 環境取組事業所証
登録番号 第3号

弊社は小さな事業所ではありますが、省エネ・省資源・ゴミ減量などの環境に配慮した活動に取組むことによって、地球温暖化防止と環境問題解決のために少しでも役に立ちたいという思いから、"エコカンパニーえどがわ"に「環境取組事業所」として登録を致しました。


自然エネルギーの活用・節電・節水・運送の効率化・廃棄物の分別・設計や生産のエコ的な効率化・省エネ製品(自然エネルギー活用製品)の製作などに、少しずつではありますが、努力して取組みを続け「もったいない運動えどがわ」の具体的な実践を通じて「めざそう!日本一のエコタウン」の実現に協力してゆく所存です。

採用情報

新卒採用

大学卒業者
技術営業職、業務職、設計職で採用を致します。
採用の際は、各人の能力・適性に応じたOJTを通じて、技術と知識とビジネスルールの習得に努めて頂きます。

高校卒業者
主に生産のスタッフとして採用を致します。
機械科出身の生徒さんは望ましいのですが、普通科出身でも全く構わず、在学中の専攻は問いません。マジメにコツコツと生産作業に従事してくれる人材を募集しております。


中途採用

弊社の求める技術・経験に秀でた方で、我々と共に頑張り、仕事をまとめる事で得る喜びを共有してくれる人材は、年齢を問わず募集しております。60歳を超えた方でも喜んで採用させて頂きます。


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先輩紹介

品質管理部 先輩紹介 社員の声
7年目 大竹
(2009年入社)

ものづくり希望で入社し、すぐに品質管理部に配属されました。最初はギャップに悩むこともありましたが品質管理という責任のある仕事を任せていただけることに…


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製造部 先輩紹介 社員の声
16年目 鉾立
(2000年入社)

あっという間に16年という歳月が過ぎました。
加工作業ひとつとっても、簡単なようで意外と難しいのです。

図面指示通りの品を正確につくりあげていきながら…


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先輩紹介

品質管理部 先輩紹介 社員の声
7年目 大竹
(2009年入社)

ものづくり希望で入社し、すぐに品質管理部に配属されました。
最初はギャップに悩むこともありましたが品質管理という責任のある仕事を任せていただけることにやりがいを感じています。


弊社の製造物は、大型品や特殊品が多いため、様々な道具を駆使しながら納品前の最終検査を行います。
「お客様への納品不具合ゼロ」「精巧に図面通りにできているか?」と常に意識し検査をしています。


得意先からも毎年のように品質優良会社として表彰を頂いたり、テレビニュースで自分が検査した品物が出ているのを見ると、とてもモチベーションがあがるのと同時に、自社製品への誇りと自分の仕事の大切さを実感させられます。


今は後輩がいないため、常に向上心をもち上司に負けない気持ちで働いています。

先輩紹介

製造部 先輩紹介 社員の声
16年目 鉾立
(2000年入社)

あっという間に16年という歳月が過ぎました。
加工作業ひとつとっても、簡単なようで意外と難しいのです。


図面指示通りの品を正確につくりあげていきながら、1つの品物にも複数のパターンを考えて加工を進めていきます。先読みの目がとても重要で、作りながら問題解決方法も見つけていきます。
弊社の場合は大きな品物を扱うことが多く、特に厚い板から薄い品物を削りだしたりする時は、素材の応力や熱変形を見込まねばならず、高精度の加工をするには高い技術が必要です。
そうした中で、精巧に出来上がった品物を見ると、やはり達成感と充実感を感じます。


ものづくりは、観て覚える・体験して覚える
常に自らの技術の向上を意識しながら、様々な業務に関わらせて頂いています。


これから入社する人たちに、どんどんと「ものづくりの楽しさ」を伝えていきたいです。

お問い合わせ

社内 写真

代表窓口
メールまたはお電話にてお問い合わせください。
メールアドレス:
電話番号:03-3652-6001
受付時間:平日8:15~17:00



採用窓口
お電話にてお問い合わせください。
担当:業務部長 山岸 均
電話番号:03-3652-6001(代表)
受付時間:平日8:15~17:00